料理とお酒の相性を知っていて食べたり飲んだりする方が、なおさら美味しく味わえます。
ソムリエがワインを薦めるように、料理に合わせた日本酒を提案する時代が来ました。 |
「久保田屋」の屋号で酒造りを始めた蔵元の創業は天保元年(1830)。「久保田の酒」で親しまれていましたが、明治の中頃「朝日山」の酒名に変更をしました。越後朝日郷の清冽な水とよく澄んでいる大気の中で、厳選した越後米を丹念に磨き上げ、越後杜氏と蔵人たちが精魂込めて醸しだしています。また、大吟醸などはしっとりとした味わい、清冽で可憐な香りがやさしいハーモニーを作り出しています。
ゆく年くる年
朝日山は、現在「久保田」の名前で大変飲みやすい日本酒を販売していますが、このゆく年来る年もどことなく「久保田」に似ているような飲み口で、比較的味のある酒です。
料理のほうも味のしっかりとしたものを選び、牡蠣グラタン97年バージョンを合わせてみました。