料理とお酒の相性を知っていて食べたり飲んだりする方が、なおさら美味しく味わえます。
ソムリエがワインを薦めるように、料理に合わせた日本酒を提案する時代が来ました。 |
濃い目に下味をつけた竹の子をフライにする、それだけの簡単な料理です。簡単すぎて書く事が何もないのですが、大変に美味しい料理です。竹の子自体はもう時期的に終わりにきていますから、八百屋で売っている水煮を使っています。フライ自体が簡単なので、今回はソースの方に凝ってみました。
魚の頭や骨を取っておき、野菜(にんにく、生姜、ねぎ、玉ねぎなど)といっしょに大きな鍋で炒めていき、完全に骨や頭が砕けてしまい、魚や野菜から出てくる水もなくなるまで炒め、香ばしい香りがしてきたところで出し汁を入れ2時間ほど水を足しながら煮詰めていきます。何回も濾してきれいになったところでジューサーにかけたトマトを入れ味をつけながら煮詰めていきます。このソースにバターを落とし竹の子のフライに軽くかけ、お客様に出しています。