料理とお酒の相性を知っていて食べたり飲んだりする方が、なおさら美味しく味わえます。
ソムリエがワインを薦めるように、料理に合わせた日本酒を提案する時代が来ました。 |
酒質は全般に口当たりの軟らかな辛口タイプに仕上がっています。吟醸酒に見られる香りの華やかさは格別なものがあります。創業は慶安3年(1650)、当時の名君としてしられた加賀藩主、前田利常が付けた名前だそうです。新潟県のこの地方にはたいへん小さな蔵元が多く、この加賀の井も糸魚川の辺でひっそりとした、たたずまいの小さな蔵元です。
純米吟醸 しぼりたて生酒
この酒は、純米吟醸のしぼりたてですが、飲み終えた後でも口の中に甘さが残らないスッキリとした味わいの酒で、まさに新潟県の酒を飲んでいると言う気にさせてくれる酒です。
焼き物、揚げ物、どんな料理にも合う酒ですが、今回は太刀魚のけんちん焼きに合せてみました。さっぱりとして軟らかな口当たりはけんちん焼きの少しもったりとした感じ(豆腐が使ってあるので)を押さえてくれると思います。