旬肴地酒 貴田乃瀬
旬肴地酒 貴田乃瀬
静岡県浜松市田町 231-1
TEL: 053-455-2832
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料理とお酒の相性を知っていて食べたり飲んだりする方が、なおさら美味しく味わえます。
ソムリエがワインを薦めるように、料理に合わせた日本酒を提案する時代が来ました。

98-01-04 日本酒 Index / 信越

長野県:真澄 「純米大吟醸 山花」

宮坂醸造は諏訪大社のご宝物(真澄の鏡)を酒名にいただく清酒「真澄」で知られる蔵元。寛文2年(1662)の創業で、その美味は早くから知られていて、諏訪で晩年までの50年間をすごした徳川家康の六男、松平忠輝公は常に真澄を座右において愛飲したと伝えられています。しかし、真の意味で真澄の名が世に広まったのは大正末期になってからです。当時の諏訪地方は世界有数の蚕の産地で、生糸で世界を制した諏訪人に美酒を醸せぬはずがないと一念発起した諏訪杜氏、窪田千里と蔵人たちの苦労によってその品質に磨きがかかり、昭和18年、21年、24年と全国清酒鑑評会で首席を獲得しました。
高品質をもって多くのファンをつかんだ真澄は、同時に酒造家の注目を集めていく事になりました。昭和21年、大蔵省醸造試験場の山田正一博士によって真澄の酒蔵から採取された酵母が「協会7号」の名前で全国の酒造家に譲られたからで、7号酵母は現在でも多くの酒造家に使われており清酒の品質向上に貢献しています。

300年以上の歴史を持つ宮坂醸造では、創業地に建つ「諏訪蔵」と諏訪杜氏の故郷である八ヶ岳山嶺の「富士見蔵」の2蔵で約1万7000石を生産しています。

純米大吟醸 山花

この純米大吟醸「山花」は真澄の酒の特徴の一つ「やや強めの酸」もほとんど感じる事も無く、大変にさっぱりと頂ける酒に仕上がっています。辛口のお酒がほしいとお客様に言われたときには迷わずにこの酒を選んだほうが良いと思います。

今回この酒には海老と蟹のサバイヨンソースがけを合せてみました。料理が少し甘目に出来上っているので、さっぱりとした辛口のこの酒を選んでみました。

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