料理とお酒の相性を知っていて食べたり飲んだりする方が、なおさら美味しく味わえます。
ソムリエがワインを薦めるように、料理に合わせた日本酒を提案する時代が来ました。 |
明治10年(1877)に三代栄太郎が創業、新式速醸方式を導入したり、醸造場に「出雲国酒造試験場」を設けるなど、研究熱心さは大変に有名でした。「広く一般に嗜好される酒」造りに励んでいます。山田錦を可能な限りに磨き上げ、低温長期発酵させ、コクがあり、後切れのよい端麗辛口の酒を造りつずけています。
89、93、94年全国新酒鑑評会金賞。
袋取り斗瓶囲い生酒
この袋取り斗瓶囲い生酒は、フルーティな香りとすっきりとした後味が特徴のお酒です。料理と一緒にいただく事により、その特長を更に生かす事ができるのではないでしょうか。
この酒の持つ香りを生かすために、料理自体にあまり香りのない「トマトの冷やし蒸し」を選んでみました。冷たく冷やして香りを押さえる事により、トマトの持っている独特な「芋臭さ」とでもいえる香りを消すことができます。そのおかげで、この酒がぐっと引き立ってきました。