料理とお酒の相性を知っていて食べたり飲んだりする方が、なおさら美味しく味わえます。
ソムリエがワインを薦めるように、料理に合わせた日本酒を提案する時代が来ました。 |
凱陣 gaijin
四国は讃岐の国のこんぴらさんの東にある蔵元です。この蔵元には、幕末時代天領で桂小五郎や高杉普作が潜伏していたこともあり、酒蔵に潜んで幕府の目を逃れたといいます。現在の蔵元は、その蔵を譲り受け、明治元年からの創業となり、その酒名は日露戦争の勝利にちなんだものだそうです。
空海ゆかりの満濃池伏流水を使用し、絞り以外は統べて手ずくりで行なっているしっかりとした蔵元で、吟醸酒などはフルーティな香りとまろやかな旨味をもっています。
純米吟醸 信通 うすにごり生酒
米: 八反錦
精米: 50%
酸度: 1.4
日本酒度: +4
酵母: 熊本9号
この酒は、原料米に八反錦を使い50%まで精米したものですが、うすにごりにしては大変にすっきりとしている酒です。
少し感じる酸味が白子豆腐の甘さを引立ててくれます。