旬肴地酒 貴田乃瀬
旬肴地酒 貴田乃瀬
静岡県浜松市田町 231-1
TEL: 053-455-2832
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料理とお酒の相性を知っていて食べたり飲んだりする方が、なおさら美味しく味わえます。
ソムリエがワインを薦めるように、料理に合わせた日本酒を提案する時代が来ました。

97-08-01 日本酒 Index / 信越

新潟県:萬寿鏡 「古備前大甕 道楽仕込」

萬寿鏡 masukagami

安政年間創業、18万石の城下町として発展した町で、周辺には白ROU富士と呼ばれる大きな山があり、そのすそ野で良質の酒造好適米(玉栄・500万石)が収穫されています。中国山地に源を発する日野川の伏流水が平野部に湧き出ており、自然の恵みを受け銘醸地の条件を備えた蔵元です。出雲杜氏・池尻寛市氏が丁寧に醸す数々の酒はフルーティな香りと優雅で繊細な味が特徴です。

古備前大甕 道楽仕込 kobizenoogame dourakujikomi

アルコール度: 16.0
日本酒度: −4.0
非売品

添付資料より

 元滝野川醸造試験所・秋山裕一氏の著書「日本酒」によると鎌倉時代に相当量の酒が造られ、飲酒が進み、武士の気風に弊害が生じたので、三万余の酒壺が破却されたとある。やきもの好きには、大変勿体ない話である。

 さて、昨年一昨年と行ってきた大甕(かめ)の酒仕込を、今年平成九年一月に再び試みてみた。この大甕は、室町時代のもので、二石大(360L)である。その風姿は豪放で、備前焼きの特徴を満遍なく有していると思う。やきもの好きの蔵元が、お気に入りの大甕で生業の酒造りが出来るとは吾ながらつくづく仕合わせ者と思っている。古い道具で酒造りをするからには、出来るだけ現代の技術や設備に頼らずにと、毎度思うのだが・・・・・。兎に角これが出来上がった酒である。古今折衷の酒と思ってご笑味願いたい。

平成九年二月吉日 株式会社マスカガミ 社主

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