料理とお酒の相性を知っていて食べたり飲んだりする方が、なおさら美味しく味わえます。
ソムリエがワインを薦めるように、料理に合わせた日本酒を提案する時代が来ました。 |
砂山町のかたやま酒店さんのご紹介で山形の「上喜元」。純米大吟醸中取りだ。貴田乃瀬では、常連の部類に入る酒。「上喜元」と言うラベルを見るだけで安心してしまう。もう何年もつき合っているけど期待はずれだったり、裏切られた事が一度もない酒。って言うより、個人的に好きな部類には言っているんだろうなぁ。派手な所の少ない、落ち着いた感じの酒だ。
商売を始めた頃には、派手目の香りの強い酒がお気に入りだった。年を重ねるたびに、酒の中に落ち着きを求めるようになり、ゆったりとか、まったりとか・・その酒を飲むと時間の流れがゆっくりとしてくるような酒が好きになってきた。雷様がラッパを吹き鳴らし太鼓をどんどん叩きながらやってくるような酒は、最初は面白いかもしれないけれどすぐに疲れてしまう。・・・ようになったと言う事。いい酒はいくら飲んでも飲み飽きない・・若いときにはわからなかった言葉だな。