これでやせたのだ。ゆっくりでもやせられるのだ。適度な運動（夜中のウォーキングぐらい）とちょっとした食事制限でのんびり１年で１０キログラム・・本格的にはたったの半年。ここいらが１回目の限界なのだろう。ここからはまず腰痛を克服しなければならない。腰痛さえおさまれば次の段階、もうちょっと適度な運動ができる。やせるためにはやはりそれなりの体作りが必要だ。激しい運動なんて必要ない。やせられる・・つまり新陳代謝の良い体にしなければならない。汗をかく体だ。

ダイエットをして体重が落ちてきた今年の夏は、去年の夏とはまったく違った夏になった。エアコンの噴出し口でスポンポンで寝ていられた私が、エアコン大嫌いになり、とにかく寒くて何年かぶりにパジャマの上下を着て寝るようになったのだ。少し汗をかいて寝るくらいのほうが気持ちがいいようになった。風呂に入っても汗がでてくるまでなんて言ったらグワイが悪くなるくらい長い時間がかかったのに、今では風呂上りに扇風機がほしいほど汗を大量にかく。代謝がよくなってきたのだ。お通じもいい。体全体が生き生きとしているような感じだ・・。あくまでも感じだけで、相変わらずよわっちいとは、おかみさんの弁。

ただ、もともとが、体調不良が長く続き原因が分からず、とりあえずダイエットからということで始めたものだから、体が気持ちいいだけではいけないのだ。ほぼ毎月血液検査をして数字的に健康状態をチェックしている。・・・お馬鹿なくらいの健康君だ。しかし、このお馬鹿なくらいの健康君になると言うことが今までできなかったのだ。

体の調子も、今までのそれと比べれば格段の差でいい事は間違いない。だからと言って、健康になったということではない。かなり悪かった自分の体の調子が、比べてみればよくなったということで、世間の皆様と比べればたいした事はないだろう。健康である世間の皆様には気がつくこともない日々の体の調子で一喜一憂できること自体が健康ではない証拠なのだ。とりあえずと言うことで始めたダイエットのおかげで体の調子は元に戻りつつある・・・と言うぐらいだろう。先は見えないぐらいに遠い・・とおかみさんの弁。

腰痛はダイエットによる一過性のもので、しばらくすれば痛みも引いてくるだろう。事実今日この文章を書いている時にはすこぶる調子がいい。少しづつ背筋と腹筋を鍛えなおして、もうひとつ上のダイエットを目指そう。５０歳まであと４年ある。この４年間の間にどれくらい理想の体重に近づくことができるか、どれくらいの体力をつけることができるかで楽しい５０代を迎えられるかどうか・・と言うことになる。まぁ、楽しいかどうかは別にして、自分の思うような仕事をするためにも体のメンテナンスは必要だ。４年間あるのか、４年しかないのか・・、問題は多いなぁ。