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料理とお酒の相性を知っていて食べたり飲んだりする方が、なおさら美味しく味わえます。
ソムリエがワインを薦めるように、料理に合わせた日本酒を提案する時代が来ました。 |
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【 04-09-13 お知らせ 】
かめのはなし
いつも寝るのは普通の生活をしている人たちがおきだすころだ。日曜日の朝方、すでに朝のニュースが始まったころに「さて寝るかっ・・」とテレビを消そうかと思ったときにテレビの画面に見たことのあるような景色が映ったのでつい見てしまった。場所は遠州浜・・画面が切り替わると大須賀町の海岸あたり（昔大須賀町にも少し住んでいたことがあったので、ここも見覚えがあった）・・アカウミガメの産卵の話をしていた。アカウミガメに特別興味があるわけでもないので今度こそテレビを消そうと思っていたら、画面に映っているおじさんの言葉でその番組を最後まで見ることになった。
台風の当たり年の今年、荒れた海がたくさんのゴミや流木を海岸に打ちあげたのだそうだ。画面はそのゴミと流木の山を映し出す・・・・。おじさんいわく「このゴミと流木の山の下がアカウミガメの産卵場所なのです・・このままではアカウミガメの産卵場所がなくなってしまいます・・・」と言うのだ。この番組自体が撮影されたのは７月の終わりか８月の頭のころだろう。（おじさんが言っていた台風の数から察するに）アカウミガメの産卵は８月いっぱいぐらい続くらしい。すでに産卵されたものは、できる限り卵を掘り起こして屋根つきの孵化場に運びそこで大切にされているらしいのだが、この山の下に掘り起こせなかった卵があるかもしれないのだそうだ。さらに、本来ならゴミの山のしたあたりが産卵場所となっているのに、そこで産卵できないので、かなり波打ち際に近いところで産卵をしてしまうのだそうだ。あまり波打ち際に近いところでは人間が歩いたりして卵が危ない。アカウミガメが産卵しそうな夜は一晩中海岸を見張り、卵を産んだ場所にマークをして親亀が海に帰った後で掘り起こし孵化場に持っていくのだそうだ。卵から小亀がかえってもゴミの山を乗り越えられずに死んでしまう心配もある。
このアカウミガメは国の天然記念物に指定されているだけではなく、環境庁（現環境省）編纂の『日本版レッドデータブック』で希少種―個体数が少なく、存続基盤が脆弱な種―に挙げられている。アカウミガメを含むウミガメ科の全種は、ワシントン条約の附属書�気傍�載され、商業目的の取引は禁止されているのだ。このままで行けば全滅してしまうかもしれないのだ。このおじさんの話しで驚いたのはゴミの山の話だけではない。これだけ国のほうで天然記念物だとか何とか言っておきながら、このゴミの山を除去する予算は出ないのだ。・・・・・おかしくないか？？。絶滅しそうでおまけに天然記念物で・・。そんな亀の産卵ってものすごく大切じゃないのか・・？。自分で何もしてないのだからあまりえらそうにいえないけど、聞いてるだけでも「そりゃぁ、おかしいだろうが」って言うのはよく分かる。身近におかれているこんな問題にもあまりにも無関心だったとかなり反省したのだ。この話しについては少し自分で調べてみるので、機会があったらまた書いてみる。