料理とお酒の相性を知っていて食べたり飲んだりする方が、なおさら美味しく味わえます。
ソムリエがワインを薦めるように、料理に合わせた日本酒を提案する時代が来ました。 |
新しいメニューをいくつか作った。その中からひとつ。根野菜の湯葉巻き揚げというメニューのご紹介。根野菜というからには代表格のごぼうと人参だ。それぞれを割り箸を半分にしたくらいの太さに切り味を含める。次にレンコンをすりおろして(これも根野菜だ)道明寺と混ぜさらに鱧のすり身と一緒にしてよく混ぜ合わせる。薄い塩味をつけておくくらいにしておくのだ。最後に野菜ではないけれど煮ふくめた穴子を先ほどの人参や穴子と同じくらいの大きさに切っておく。広げた湯葉の上にレンコンとすり身を混ぜたものを広げ、その上にごぼう・人参・穴子を置き巻いていく。ラップでまとめて蒸し器で火を入れておく。お客様に出すときに、油で揚げて包丁を入れる。塩と胡椒だけでも十分に美味しい。でも何かソースみたいなものを考えたほうがいいのかも。
秋口って食材がいろいろありそうな割には、毎年決まってこれとこれを使う・・そんな感じの食材が多い。それを毎年どんな風に料理してお客様の前に出していくかが大変なところなのだ。かなり早いと思うのだが、魚屋からは「すじこ」なんか使って見てくれというリクエスト。毎年の人気商品で「焼きすじこのゴマダレがけ」というのがあるけれど、今年は他のメニューに挑戦してみよう。すじこを使ってゴマダレじゃぁなくって、何か他の・・・・・・。あんまり代わり映えしないかなぁ。