ダイエット効果があるとテレビや雑誌などで紹介されいる「にがり」。その「にがり」について、独立行政法人国立健康・栄養研究所が１４日、ダイエット効果の根拠がないとして、取りすぎに注意するようホームページで呼び掛けを始めている。当たり前だ。「にがり」で痩せるんなら豆腐を食べても醤油も飲んでも痩せるはずじゃないか。うちのおかみさんもテレビを見て感化され（あの番組はほとんど洗脳といっても過言ではないな）次の日には、ご飯のおかずに何滴だから知らないが、ポタポタとかけ始めた。しかもニコニコ笑いながらだ。なんて言っても、何もせずにグングン痩せるって言うのがいいらしいけど、その笑顔は不気味だぞおかみさん。
　
「にがり」は濃縮した海水から塩を除いた後の残留物で、主成分は塩化マグネシウム。これまで豆腐を作る凝固剤として使われてきた。研究所によると、主成分の塩化マグネシウムが「糖の吸収を遅らせる」「脂肪の吸収をブロックする」「糖質代謝を促進する」などとして、ダイエット効果を紹介する例が目立つが、どれも確実な根拠や文献はないのだ。インターネットで検索をかけてみれば「にがり」効果で肌のつやがよくなったとか、しみが消えたとか・・あるわけないじゃないか、そんなこと・・・て言うようなことが描いてある。マグネシウムは医薬品の世界では下剤に使われており、食品としても過剰に摂取すると下痢する可能性があるそうだ。下痢による一時的な体重減少は見かけの変化にすぎないのだ。だったら下剤の強いのを飲んでドカ〜〜ンといったほうがいいんじゃないの？。

何にもしないで痩せるなんて病気に決まってるでしょうが。おかみさんに新聞の記事を見せてネットのニュースを見せて、テレビのニュースも見せて・・ようやく納得してくれたみたいだけど。
豆腐みたいに頭の中の脳みそもタンパクだから「にがり」で固まっちゃうぞぉ・・・（うそだけど）って言ったら、真剣な顔で自分の頭の仲を心配し始めた。こうでも言わないと・・言うこと聞かないんだもの。

しかし、テレビのあの番組は、こんないい加減なこと放送していいと思ってるんだろうか。どうもあの番組は胡散臭くてすきなれないんだけど。