旬肴地酒 貴田乃瀬
旬肴地酒 貴田乃瀬
静岡県浜松市田町 231-1
TEL: 053-455-2832
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料理とお酒の相性を知っていて食べたり飲んだりする方が、なおさら美味しく味わえます。
ソムリエがワインを薦めるように、料理に合わせた日本酒を提案する時代が来ました。

04-07-12 お知らせ

こんなことも書いてみるか。

体の調子を悪くした一昨年から、蒲郡まで針灸の治療に月に一回ほど通っている。
昨日の日曜日もおかみさんと二人で蒲郡まで出かけた。自分の体に針を入れるのはいやだと言う人もいるだろうが、若いころに交通事故で両足のひざを痛めた時に針を紹介してくれる人がいてそのときに針を入れるのが怖いと言うところはクリアしているので、針については問題はなかった。問題はお灸だ。子供のころ、おねしょなんかするとおばあちゃんに手の甲にお灸をすえられたけれど、どれくらい熱かったかって言うのはもう忘れてしまっていた。

聞けば、蒲郡の針灸院は、針よりもお灸のほうが得意らしく、東海三県で一番もぐさを使う治療院だと自慢していた。裸になって針治療が終わると今度はお灸だ。ここに通い始めたころは、体調が著しく悪かったせいか、いくらつぼに入った所にお灸をすえられてもたいして熱くなく、平気だった(体が悪いと熱いと感じることもないのだそうだ)。すでに一年以上も通っているこのごろ、だんだんお灸が熱くなってきて、昨日の日曜日はついに我慢できずにうめき声を出してしまった。うめき声と言うよりも叫び声に近かったかもしれない。

裸になるとほぼ全身お灸の痕だらけだ。どこかで顔も分からないような死体となって見つかっても、絶対におなかの出ぐわいとお灸の痕で私と分かるに違いない。夜の街をさ迷い歩き、まかり間違って美味しいことに出会ったところで裸になるときには電気を消してもらわないと困る。それくらいに体中お灸の痕が残っている。しかし、このお灸のおかげで何とか健康を取り戻しつつあるし、そのおかげで毎日仕事ができる。ありがたいじゃん・・お灸。今では毎日千年灸で自分の体にお灸をすえている。部屋の中がお灸でいぶされているせいか今年は蚊が少ない。猫も煙たそうにしている。忙しかった週末を乗り切ったし、今日も元気にお灸をすえるか。

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