旬肴地酒 貴田乃瀬
旬肴地酒 貴田乃瀬
静岡県浜松市田町 231-1
TEL: 053-455-2832
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料理とお酒の相性を知っていて食べたり飲んだりする方が、なおさら美味しく味わえます。
ソムリエがワインを薦めるように、料理に合わせた日本酒を提案する時代が来ました。

04-06-22 生ビールの話

親方楽談:生ビール話14

意外と反響が大きな「生ビール話」・・結構驚いていたりする。

さて話の続き。食事にビールを合わせると言うのは、考えてみればワインでも日本酒でもやっていることを今度はビールでやってみようということなのだからそんなに難しくないように思える。が、しかしだ。ビールは曖昧なのだ。日本酒やワインのように主張が見えないって言うか(それぞれの製品にはそれなりの主張があるのだろうけど)はっきりとこの製品でなければならないと言うものが見えないって言うことか(あくまでも私の個人的な意見で、人によったらこのビールしか飲まないとかいろいろこだわりもあるだろうけど)別に貴田乃瀬においているビールだって、どうしてもラガーが無くてはいけないって言うこともないし、たとえば明日からドライがなくなってもそんなには困らないと思う。「すいません、うち置いてないんですよ」・・で済んじゃうような気がする。

和食の料理屋だからこのビールを置いています。うちはイタリアンだからこのビール・・そんなの見たことないもの。知り合いのイタリアンのお店においてあったビールは貴田乃瀬にもあるし。中華料理屋さんのマスターがこだわって置いていたエビスは、いつも行くすし屋さんにも置いてあった。・・おかしいって感じがしない??。だって、イタリアンにおいてある日本酒って見たことないし、すし屋においてある紹興酒って言うのも感じがつかめない。ビールだけは特別なんだ。どんな食べ物にもあう魔法のような飲み物がビールなんだ。でも、それだけ主張が無いって言う感じがする。

屁理屈をこね回しているような気もするけど、これ、結構大切なことで今まで見落としてきたことじゃないの?。本当はビールにもそれなりのこだわりをもって(すでに実践しているところもあるだろうけど)自分の作った料理に合うビールというのを探さないといけないんじゃないのか。で、話はいよいよ本題に入ってくる。それじゃぁ、どういったビールが貴田乃瀬に合うんだって。

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