旬肴地酒 貴田乃瀬
旬肴地酒 貴田乃瀬
静岡県浜松市田町 231-1
TEL: 053-455-2832
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料理とお酒の相性を知っていて食べたり飲んだりする方が、なおさら美味しく味わえます。
ソムリエがワインを薦めるように、料理に合わせた日本酒を提案する時代が来ました。

99-07-03 日本酒 Index / 北海道・東北

福島県:末広 「大吟醸 玄宰」

嘉永3年、会津藩御用蔵屋を勤めていた新城家より初代猪乃吉が分家をして酒造りを開始しました。 以来、代々猪乃吉を襲名しています。明治の初めまで「アキナイ、スエヒロ」の名前を使って取り引きをしていましたが、明 治18年に「末広」を銘柄として登録して現在にいたっています。明治6年、3代目猪乃吉の時酒の品質向上をはかり、山形県の大山から杜氏を招いて酒 造りを指導させたりしている。そして明治の中頃、販路も県外へと広げて、東京、郡山と支店を開設、明治末期までには会津で1、2、の酒造家となっていました。 4代目猪乃吉は酒に適した米を求めて「会津1市5郡」の米すべて集めて自ら選種してきま した。 このころすでに自家精米も開始していました。さらに、十数ヶ所の井戸を試掘して適度な硬度をもつ水質を得ました。

このような、酒質向上のための努力が実り、大正4年には宮内省御用達の栄誉に輝きました。近年では、原料米の育成、新公募の開発に尽力するなど、飽くなき探求心とアイデアで各種鑑評会でも高い評価を得ています。末広の特徴の「端麗で味わいのある辛口」に仕上げるために、手間はかかりますが30石の開放タンクで、少量ずつもろみを仕込むやり方を守っています。

大吟醸 玄宰

今回紹介をする、大吟醸「玄宰」はこの蔵の特徴であるシンプルな香りと切れの良いのどごしの酒に仕上がっています。

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