料理とお酒の相性を知っていて食べたり飲んだりする方が、なおさら美味しく味わえます。
ソムリエがワインを薦めるように、料理に合わせた日本酒を提案する時代が来ました。 |
栄冠菊勇
鳥海山の懐に抱かれた庄内平野を眼下に望む蔵元は、酒田管内の3社4工場が合併をして、昭和48年(1973)に誕生しました。地元出荷がほとんどでしたが、平成5年の秋に生まれた「三十六人衆」シリーズを機に、県外にも進出を始めました。
三十六人衆 純米吟醸酒
「三十六人衆」は美山錦を55%精米して造られる純米吟醸酒です。品質の維持管理に協力を惜しまない酒販店「富海」と契約を結び蔵元から直送されています。酒名は酒田の代表的な豪商の自治組織「三十六人衆」に由来しています。91年から94年まで全国新酒鑑評会金賞。
今回紹介をする純米吟醸酒は全体的に飲み口に気を使った酒で、口当たりのよさ、香りとともにこのシリーズの中では一番ではないでしょうか。