料理とお酒の相性を知っていて食べたり飲んだりする方が、なおさら美味しく味わえます。
ソムリエがワインを薦めるように、料理に合わせた日本酒を提案する時代が来ました。 |
110余年の伝統を受け継ぐ、蔵元の創業は明治16年(1883)。水芭蕉は山田錦を自家精米で丹念に磨き上げ、寒冷な自然風土のもと、長期低温発酵させて作り上げた吟醸酒です。
純米吟醸
尾瀬の雪解けの水のごとく、清く滑らかな酒に仕上がっています。酒名はもちろん、尾瀬が原の湿原に群生する水芭蕉にあやかったもので、武尊山の南麗に開かれた川場村だけに奥利根の武尊連峰に源を発する良質の水をし込み水に用いています。少し酸のある感じがしますが、喉越しは大変に爽やかで口の中にほのかに感じる穏やかな香りがなんとも言えません。
この酒には鴨のローストの冷製を合せてみました。こくのある鴨料理をサッパリと口に流し込んでくれるような気がします。