料理とお酒の相性を知っていて食べたり飲んだりする方が、なおさら美味しく味わえます。
ソムリエがワインを薦めるように、料理に合わせた日本酒を提案する時代が来ました。 |
嘉永元年(1848)に創業の蔵元で、全体に甘辛に偏らない中間のタイプの酒作りをしています。
純米山廃 生原酒
この酒はアルコール度が20度以上あるめずらしいタイプに仕上がっています。大変に濃厚な味わいの酒で、しっかりとしたこくと重めのワインを飲んでいるような口当たりがなんとも言えない感じです。よく似た酒のタイプとして、兵庫県の大和小槌を上げる事が出来ると思いますが、小弓鶴のほうが女性には受けが良いかもしれません。なかなか料理には合わせにくい酒ですがこのどっしりと構えて動かないようなところが大変に気に入っています。
さて今回は黄色いピーマンのムースに合せてみました。本当はもっとさっぱりとしている酒でも十分に楽しめる料理ですが、この小弓鶴のしっかりしているところに甘えてみたくなりました。女性向に作った料理ですから女性向の酒を持ってきたのですが、いかがでしょうか?