料理とお酒の相性を知っていて食べたり飲んだりする方が、なおさら美味しく味わえます。
ソムリエがワインを薦めるように、料理に合わせた日本酒を提案する時代が来ました。 |
酳醇 syoujyun
倭印象派 酳醇 原酒
あまりデ−タのない蔵元なので詳しいことは書けませんが、手元にある資料のなかから出来るかぎり抜粋してみます。
やや甘口の濃い味わいは地元奈良県の嗜好にあっていると思われます。酳醇とは、中国のお酒に関する諺で「美酒」という意味を表しています。ほどよい酸味とほのかな甘味、またワインのようなフル−ティな香りが特徴で蔵元の方でもワインのようなテ−ブル酒を意識しているようです。実際、この酒を口にしたときに最初に感じたことは、食前酒として十分にフランス料理の店でも通用するのではないかという事でした。もし、お客さまに黙ってお出ししたら半分ぐらいのお客さまは、このお酒をワインだと思って疑いもせずに飲んでしまうはずです。この頃は、このようなワイン感覚で楽しめるお酒がふえてきました。女性のお客さまにぜひ一度試して頂きたいお酒です。
今回は味の濃い料理ということでうなぎにのグリエトマトソ−スと合わせてみなした。