料理とお酒の相性を知っていて食べたり飲んだりする方が、なおさら美味しく味わえます。
ソムリエがワインを薦めるように、料理に合わせた日本酒を提案する時代が来ました。 |
文政8年創業の蔵元。酒名の由来は、災難から人々を守り幸運を招くとされる竜神から取ったものです。
尾瀬の雪どけ
尾瀬の雪どけは、手しぼりで雫になって垂れてきたところだけを酒にしたものです。今回の酒は、酵母が生きている生酒は瓶の中で2次発酵が進むため、うっすらと白い濁りが見られるのが特徴です。飲み口サッパリとして香りも優しい感じがします。この時期に出てくる新酒(濁り、おりがらみなども含む)は全体に荒い感じのするものが多いのですが、これは非常に柔らかに仕上がっています。
酒自体がおとなしい感じですから、料理の味付けがしっかりした蕎麦の実蒸しを選んでみました。