料理とお酒の相性を知っていて食べたり飲んだりする方が、なおさら美味しく味わえます。
ソムリエがワインを薦めるように、料理に合わせた日本酒を提案する時代が来ました。 |
金目鯛(または真鯛)のカマを熱湯で6分程度火を通しておきます。あらかじめ作っておいたタレを沸騰させておき、カマを入れます。本当にサッと火が通ったと思ったら完成です。皿に盛りつけ、粉山椒をタップリと振り、木の芽も多めに盛りつけてお客様に出します。簡単に見える料理です。しかし、サッと煮というくらいですから、あら煮のように味が入る前に火を止めなくてはいけませんし、逆にあまりにもサッとで鯛の皮のゼラチン質の所に味がのる前に火を止めてしまうのもいけません。シンプルな料理ほど、その食材がもっている本来の味わいを壊さないように気を使わないといけません。