脂ののった「かます」はたいへん美味しいさかなです。今回はこのかますを使ったテリーヌ（の様なもの？）を作ってみました。

まず、かますを３枚におろし、軽く塩を降り、オーブンで軽く焦げ目がつくように焼いておきます。次に、白身魚のすり身を３等分して、それぞれに、ウニ、桜海老、生のりを混ぜます。そして、流し缶にかますを敷き、その上に「生のりとすり身を混ぜたもの」、「かます」、「ウニとすり身を混ぜたもの」、「かます」、「桜海老とすり身を混ぜたもの」の順番できれいに詰めていきます。蒸し器で完全に火が通るまで良く蒸しておきます。蒸しあがったら、程よい大きさにきり分けるのですが、この時に切り口に断面に注意するととが大切です。かますの身に直角に包丁が入るようにすると切り口が面白くなります。すり下ろした人参を使って作ったドレッシングをかけて、出来上がりです。見た目にも洋食の逸品に見えますが、和食としては「かまぼこのアレンジ」だと考えれば、十分に通用します。女性のお客様に、人気のある一品です。