秋の味覚の代表・・秋刀魚。

秋を代表する味のひとつ、秋刀魚。貴田乃瀬では｢秋刀魚の重ね焼き｣として登場している。秋刀魚は一匹そのままの姿焼きのイメージが強いが、料理としては意外と使い道の多い魚だ。秋刀魚のはらわたを裏ごしして、醤油・味醂・酒などで味を調えたものに三枚にした身を漬け込んで焼く｢秋刀魚のわた焼き」や同じく三枚にした身をマリネ仕立てしておいたものを細く切り時期のきのこに巻きつけて焼いたりしてもいい。

刺身として使える秋刀魚を削ぎ切りにしてごま油をほんの少し入れた醤油に漬け込み、熱々のご飯の上にのせ、ほうじ茶をかけて秋刀魚茶漬けもいい。まぁ、個人的には秋刀魚の塩焼き（やっぱり七輪だな）がお気に入りだけど。

今年は、秋刀魚の形もよく、脂ののりもいい。秋刀魚を食べるのなら、今年は当たり年という事になる。
貴田乃瀬の秋刀魚は「重ね焼き」と言うイメージが定着しつつある。・・今年も、新しい秋刀魚料理にチャレンジして見た（わずか１週間ほど）が、今一評価が低かった。まぁ，低かったと言う事は、私の料理に力がないのだから仕方がないが｢重ね焼き」の完成度がそれほど言いと言う事だと受けるようにして、今年も｢重ね焼き｣を作る事にした。・・そうは言っても、新しいメニューが欲しい。考えに考え｢重ね焼き｣を超えるような料理を作らないと。