料理とお酒の相性を知っていて食べたり飲んだりする方が、なおさら美味しく味わえます。
ソムリエがワインを薦めるように、料理に合わせた日本酒を提案する時代が来ました。 |
ひらめの縁側部分をざっくりと切り落とすってどんな風になるの?。・・と言うご質問をいただいたので。
こんな風になるんです。まさしくひらめの腹の部分と背の部分の縁側の所をざっくりと・・。色が白っぽいのは、俗に言う、うろこの部分、ひらめで言うと皮のようになっている所を、包丁ですき取る(ひらめの場合、うろこが大変に小さく、また、デリケートな白身のため、うろこ取りなどでバリバリとやると身が痛んでしまう・・で、包丁をうろこと皮目の間に入れ、薄く削いで行く)と言う作業をすでに終えているからだ。
写真に、比較対照物をおくのを忘れてしまったので、この縁側部分がどれくらいの大きさなのかよく分からないかも知れない。ちなみに、今日のひらめは、約2kg・・おおきかった。今週は水曜日が市場の休みと言う事もあり、少し大き目を頼んだのだが、それでも2kgは大きい。
これくらい大きくざっくりと(人によっては縁側じゃなくって、身も付いてるって言われる)切った縁側を、昨日も言ったけれど、煮るもよし、焼くもよし、蒸して食べるのもいい。蒸した時には、ポン酢もいいが、納豆と醤油を一緒に裏ごしにかけて作った「納豆醤油」で食べて見るのも美味しい。この納豆醤油は、もちろんお刺身でひらめを食べるときにも使ってもらえる。食べて美味しい、使う方としても、捨てる所がなく、いろいろな料理に使えて大変ありがたい魚だ。
ひらめは使い勝手のいい魚の代表格だ。 貴田乃瀬だけの話かもしれないけど。