旬肴地酒 貴田乃瀬
旬肴地酒 貴田乃瀬
静岡県浜松市田町 231-1
TEL: 053-455-2832
Welcome to Kitanose
料理とお酒の相性を知っていて食べたり飲んだりする方が、なおさら美味しく味わえます。
ソムリエがワインを薦めるように、料理に合わせた日本酒を提案する時代が来ました。

05-08-01 日本酒 Index

新しい酒、小左衛門の紹介。

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新しい酒、小左衛門について。

まだ若い兄弟で酒を作っているのだと聞いた。兄が蔵元。弟が杜氏。36歳と33歳、本当に若い。蔵元も杜氏もこれだけ若いと、未知数な部分が大きく、それは酒を選ぶ上で不安要素になるかも知れないが、逆にこれからに期待する所も大きいと言うものだ。

酵母は9号系と岐阜の酵母を培養したものを使っている。試験場でオリジナルの酵母を冷凍保存してもらっているのだと言う。東京の飲食店から火がつき、そこから酒屋にも情報が流れ全国に広まっている、今、注目の蔵元だ。蔵にはレストラン(まだ行った事がないので、どんなレストランなのかわからないのだ)も併設されており、蔵見学と共に酒と食事も楽しめると言うスタイルらしい。

酒質は吟醸と下物のタイプが違って面白いと思い。香りはある方ではないがしっかりとした酸が酒の味を引き締めている。万人受けするタイプではないと思うけれど、一度ハマルとなかなか思い白い酒だと感じているのだ。この頃はこういったタイプの酒がだいぶ出てきたけれど、冷蔵庫に1本、こう言った酒が入っていると、幅が広がっていいかもしれない。夏は八反もお奨めだそうだ。
若い蔵元に若い杜氏。期待値が大きい分だけプレッシャーも大きいかもしれないが、聞こえてくるたくさんの声に謙虚に耳を傾け、これからも頑張ってもらいたいのだ。

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