旬肴地酒 貴田乃瀬
旬肴地酒 貴田乃瀬
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ソムリエがワインを薦めるように、料理に合わせた日本酒を提案する時代が来ました。

04-11-24 お知らせ

大長嶋茂雄監督・・。

脳梗塞(こうそく)からの社会復帰を目指してリハビリを続けている長嶋茂雄・巨人軍終身名誉監督(68)の近況について、巨人の球団関係者は21日、「体重もベストに戻り、外見は病気療養中とは思えないほど」と述べ、長嶋氏が順調に回復していることを明らかにした。

と、スポーツ新聞に載っていたのだ・・。大の長島フアンの私は、今年の春、長島監督(こう呼ぶのが一番呼びやすいので)が倒れたとき、ひょっとして、もしかして、不幸にも、ありえないけれども、もし万が一の時があったのであれば、仕事も休んで「国葬」に駆けつけるつもりであったのだ。「国葬」などと大げさな・・などと言うやからには、この際だから言っておくのだ。くだらない政治家のオジジの葬式にために「国葬」があるのではない。国家、国民の誰もが認める業績を残した人間の偉業をたたえるために、国家が喪主となり行われるものが「国葬」なのだ。一番近いところで行われた「国葬」は故吉田茂首相の葬儀だ。それ以来「国葬」は行われていない。・・・んじゃぁ・・無理じゃないの??・・などと言う不届きものはいないと思うが、先にあげた「国葬」を行う条件に見合うだけの人間が、故吉田茂首相以来現れていなかっただけのことだ。

戦後行われた民間人のための「国葬」は、昭和42年の故吉田茂首相だけなのだ。以外に思うかもしれないが、記憶に新しいところの故佐藤栄作首相は「国民葬」で竹下登や小渕恵三などの首相経験者も内閣や自民党とそれぞれの家の合同葬だったのだ。戦後は故吉田茂首相の「国葬」を最後に「国葬」はなく、それに順ずる「葬儀」もすべて「内閣総理大臣経験者」だけなのだ。つまり、日本では民間人が国葬の対象になることはないのだ。イタリアなどでは映画監督のフェリーニ氏など民間人も国葬にされている。ジャマイカでは、レゲエの神様ボブ・マーリィも国葬だ。

これほど国民を馬鹿にしたことがあるだろうか、死人に鞭打つようで申し訳ないが、政治に興味もない一般国民の誰が政治家の葬式に涙したのだろうか?。私は言いたい。戦後と言うより、民間人で始めて「国葬」にされるのは長嶋茂雄監督を置いてほかにない。絶対にそこいらの政治家のオジジたちよりも多くの国民に希望と夢を与えたはずだ。それもたくさん。

順調に回復しているようなので、こんな不謹慎な話をする必要もないのだろうが、もし、もし、もし、もし、もし、・・・何かあったら、絶対に「国葬」。間違っても「読売巨人軍葬」・・などと言うふざけた葬式だけはやめて頂きたい。・・・・・・・・・・・・・・・・・頼むぞ、一茂。

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