料理とお酒の相性を知っていて食べたり飲んだりする方が、なおさら美味しく味わえます。
ソムリエがワインを薦めるように、料理に合わせた日本酒を提案する時代が来ました。 |
太田和彦さんの紹介で、俳優の角野卓造さんが貴田乃瀬にやってきた。浜松で芝居の公演があったと言うことで、太田さんから浜松に行くのならぜひ貴田乃瀬にと言うことだったらしい。大して忙しくなかったのでゆっくりとお相手ができたけれど、忙しい貴田乃瀬を見てもらいたかったなぁ。
太田さんの紹介だけあって、黒豚の黒ゴマ煮・美味シメサバ・フォアグラの焼き鳥風・鴨のあぶり焼き・・と太田さんご推奨の品ばかりの注文だ。せめてこちらから一品と思い、太刀魚のあぶりをおまけで出して食べていただいた。お酒はお任せ・・。秋鹿の超辛口から始まり、最後にフォアグラに合わせて凱陣まで(凱陣の前には竹泉の濃いところをお出ししたので、むしろ最後は辛口でしめてみた)じっくりと召し上がっていただけた・・と思うけど。お二人でお見えになって、お芝居の話で盛り上がっていたので余計な説明などは途中からやめた。
太田さんの紹介で、わざわざ東京から貴田乃瀬に来てくださるお客様が増えてきた。喜んで帰っていただけるように(紹介でと言われれば、いやおうなしにき・あ・い・だぁ〜〜)がんばるのみだな。
たまたまメニューを新しいものに更新(更新とは言わないか)している所だったので、こちらの気に入ったものを出せないで少しストレスが残ってしまったけれど「またくるから・・」の一言でもう一度チャンスをもらった気になる。単純だなぁ・・俺って。
おかみさん的にはテレビの向こう側で見る人がカウンターに座っているのにはかなり違和感があるらしい。いつものことだ。向こう側の人がお店に来て、一番よろこぶのも驚くのもおかみさんだ。親方としては苦虫ひっつぶしたようなかおでキリリとして仕事をせねば・・。