料理とお酒の相性を知っていて食べたり飲んだりする方が、なおさら美味しく味わえます。
ソムリエがワインを薦めるように、料理に合わせた日本酒を提案する時代が来ました。 |
前回はビールの話しからかなり脱線してしまった。反省して今日はしっかりとビールと相性のいいつまみについて書くのだ。
それではビールを飲むときに相性のいいつまみって言うのはいったいなんだろう。いろいろな意見があるだろうが、いずれにしても塩気のあるものではないだろうか・・と思う。ビールを何倍も飲んでいると、たいていは塩分のあるものがほしくなるものだ。これは生理学的にも説明のできることなのだ。ビールには、ナトリウムがほとんど含まれていない。そして、ナトリウムと体内でバランスを保っているカリウムが含まれている。(こういった専門的な話が出ると、書いているほうはかなり疲れるのだ・・今パソコンの周りにどれだけの資料が広げられているか!!)さらにが、利尿作用によってナトリウムの排泄が促進されるのだ。ビールを飲むとトイレが近くなるのにはそれなりの科学的根拠があったのだ。すばらしい!!。勉強になりますねぇ。
このため、ビールを飲んでいると体内のナトリウムバランスが崩れて対照的にナトリウム不足となり、塩の味が恋しくなって塩気がほしくなるというわけなのだ。で、これを無視して塩分を取らないでビールばかり飲んでいると疲れたような感じになることもあるそうなのだ。
また、揚げ物を好んで食べてしまう人も多いはずだ。炭酸ガスによる「切れ」の良いビールには脂っこい食べ物との相性もいいのだ。口の中に広がった脂を、ビールの炭酸ガスの心地よい刺激がさっと洗い流してくれるからだ。揚物はそればかり食べていると、くどくて飽きてくるのだが、ビールがあれば大丈夫。適度な塩気と油って言うのはビールのつまみにとって、必要な条件のうちの一つなのだ。
また続いていしまうのだ。