料理とお酒の相性を知っていて食べたり飲んだりする方が、なおさら美味しく味わえます。
ソムリエがワインを薦めるように、料理に合わせた日本酒を提案する時代が来ました。 |
助子の炊きあわせを作ってみた。助子というのは、すけそうだらの子でいわゆる「たらこ」のことだと思ってもらえばいい。加工されていない生のたらこのことだ。これを開いて湯通しする。くるりと丸くなったところを穴あきオタマで救い冷水に落とす。しばらく水を流して臭みを良く取ったところで鍋に移す。たっぷりの出汁を使って火を入れていく。このとき一緒に刻んだ生姜をたっぷりと入れるのを忘れてはいけない。
炊きあわせなので何と一緒に炊き合わせるかを考えたのだが、思うものがうまく見つからない。アレでもないしコレでもない・・っと。何かいいものがないかなぁ。で、思いついたものは、京揚げにすり身を塗って蟹のみを巻き込んだものを一緒にしたらどうだろ?。野菜物を何か考と思ったけれど、コレはコレで面白いかもしれない。切り口がきれいでいいんじゃないか?。それでも何か青みがほしいな。
器に盛り付けてみるとかなりいい感じだ。今月中には新しい器も来ることだし、こういったメニューももっと増やしていったほうがいいかもしれない。意外と当たり前の仕事だけど、作ってみると貴田乃瀬ではかえって新しいメニューだな。