旬肴地酒 貴田乃瀬
旬肴地酒 貴田乃瀬
静岡県浜松市田町 231-1
TEL: 053-455-2832
Welcome to Kitanose
料理とお酒の相性を知っていて食べたり飲んだりする方が、なおさら美味しく味わえます。
ソムリエがワインを薦めるように、料理に合わせた日本酒を提案する時代が来ました。

04-10-22 お知らせ

昨日のことだけど。

しかし、何でこんなにたくさん台風がやってくるのだろうか?。毎週末台風が日本に上陸しているような気がするのは私だけなのか?。貴田乃瀬のお店はとりあえずの一軒家なのだが、とにかく古い。築35年以上もたっているような代物で、おまけに建て増しに次ぐ建て増し。こんな小さな家をどうやって建て増ししたのかも、住んでいる私にはなぞのひとつなのだ。いったいものと家の大きさはどれくらい小さな家だったのだ?。とにかく、そんなに古い家なので、まず、一昨年ぐらいから雨漏りがするようになったのだ。貴田乃瀬に親方の同級生の大工が来るので一昨年から頼んでいるのだが、これがまたのんびりとした大工で瓦を一枚・二枚変えてくれるだけで本格的に修理してくれない。業を煮やしたと言うか、かなりきつい物言いをしてしまったのは今年の5月に入ってからだ。それまでは我慢のできる雨漏りだったが、5月からは外も中もそんなに変わらないくらいの雨漏りになって、バケツなんかでは役に立たなくなってきたのだ。が・しかし、彼は動こうとはしなかったのだ。誰か知らない人が二階に上がれば、人が住んでいるとは思えないような状態に驚いただろう。ついにおかみさんも切れた・・・・・。

さすがにこれにはびっくりしたらしく、今月に入ってようやく屋根に上って本格的に雨漏りのする箇所を調べてくれた。で・・「屋根、葺き替えないとだめだな・・・・」。「ばかやろうぉぉぉ・・そんなことは屋根にあがらなくったって、二階の廊下を見れば空が見えるんだから分かるだろうに」と大声で怒鳴ってやったのだ。自分が住んでいないからとはいえ、こうも現実から逃避しているような大工に物を頼んで大丈夫なのだろうか、かなり不安だ。

また、台風がやってきた。超大型台風なのだそうな。一応言っておいたのだ「台風が来ているみたいだから、このさい、雨漏りは我慢するから台風が行っちゃった後から屋根の葺き替え工事をしたほうがいいんじゃないの?」責任感のかけらも持たない同級生の大工はこう言ったのだ「大丈夫だよ、週間天気予報も見たし、いいと思うよ18日から工事に入るから」だと。で、この有様なのだ。
屋根に瓦が乗っていない状態で台風を迎える貴田乃瀬にはまさに「あわれ」と言う言葉しか思いつかないのだ。いくら外と一緒くらいに雨漏りがするとはいえ、それでも一箇所だったのに、今度は屋根全体に瓦さえも乗っていないのに雨が降ってきているのだ。同級生の大工はこのときばかりは必死になって、雨の中何とか瓦を乗せ始めたのだが、それもすべて乗ったわけではない。

台風よ、台風よ、何処かにいってくれぇ〜〜〜〜〜。   たのむ!!・・・。

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