旬肴地酒 貴田乃瀬
旬肴地酒 貴田乃瀬
静岡県浜松市田町 231-1
TEL: 053-455-2832
Welcome to Kitanose
料理とお酒の相性を知っていて食べたり飲んだりする方が、なおさら美味しく味わえます。
ソムリエがワインを薦めるように、料理に合わせた日本酒を提案する時代が来ました。

04-06-15 生ビールの話

親方楽談:生ビール話11

あくまでも個人的に自分勝手に思うことだから、これを読んで「ああそうなのか」とか思わないでほしいのだけど、ビールにしても日本酒にしても忘れてはいけない事がある。それは、料理との相性があると言うことだ。この貴田乃瀬ホームページの歌い文句に「料理とお酒の相性を知ること」とか「ソムリエがワインを選び進めるように・・」と書いてあるように、長い間自分の作った料理に対する相性を考えてきた。どんなお酒が自分の料理を引き立ててくれるのだろうか、相性がいいのだろうか、そしてそれをお客様に勧めればいいのだろうか・・もちろん今現在もそれを考えて実行しているのだけれど、その日本酒以外にもビールだって料理との相性があるに違いない・・そう思っていた。もっと言うのなら、アルコール全般すべてに料理との相性があるに違いないと思うのだ。

たとえばコースのはじめに出てくるのは何処でも大体刺身に違いないと思うけど、その刺身に合うビールとは何ぞや?。白身や赤みでも違ってくるのだろうがそこまで細かくしてけるだけの用量を持ち合わせない貴田乃瀬ではとりあえず刺身=醤油の味と考え、その醤油味(かなり強引な言い方だけど、少しお付き合いしてほしいのだ)に合う、または引き立てるようなビールって言うのはあるのだろうか?。銘柄別(つまり会社別と言うこと)とか、ビールの種類別(ラガーとかスタウトとか)によって味の違いだけではなく、料理との相性があるのだろうか。一つ一つの料理に合わせてビールを替えていくのは(貴田乃瀬では)ほとんど不可能に近いのだから、このさい和食に合うビールと言うところまで範囲を広げてみてもいい。それならばそのビール(和食に合うと言う)って言うのは存在するのだろうか?。

これからの時期、京都では川床が始まり、鱧の落としや鮎の塩焼きなどが大人気だ。鮎の塩焼きにはビールなのだ。少なくとも京都では(これもかなり強引だけど)。出会いものと言われて、昔からあった鮎の塩焼きと、このごろ(京都の歴史かららべれば、ビールを飲むようになったのなんてこのごろなのだ)でてきたビールを合わせてみたら、以外や以外「結構いけるじゃないの」と言うことになったのだ。

明日も続くビールの話なのだ。

Copyright 1996-2004 Kitanose, All rights reserved.