料理とお酒の相性を知っていて食べたり飲んだりする方が、なおさら美味しく味わえます。
ソムリエがワインを薦めるように、料理に合わせた日本酒を提案する時代が来ました。 |
さて、偽るとことなく、自分で飲んで美味しいと思ったから始めた生ビールだが、貴田乃瀬開店以来13年間ずっと生ビールを置いてなかったものだから、生ビールを飲みながら料理を食べるお客様がカウンターに座っているのがちょっと変。自分では、自分の作った料理に合うようにと選んだビールだけど(ビンね)生となると単純に飲んで「うまい」と思っただけで貴田乃瀬の料理に合うのかどうかまでは考えていなかった。生ビールを置くようになってシバラクしてある事に気がついた。ずっと生ビールで通すお客様が少ない。生ビールはせいぜい2杯で後は日本酒や焼酎に変わっていく・・・生ビールって言うのはこんなものなんだろうなぁと、勝手に思っていたけれどそれでもなんとなく納得がいかない。で・・・自分で料理を食べながら生ビールを飲んで試してみる事にした。
食べて、飲んで初めて解かった。この生ビール(スーパープレミアム)は、確かに一口目はうまい。さらに二口目もうまい・・だが料理全般をカバーするにはちょっと弱いのだ。この場合の料理全般とは、刺身から始まって最後の煮物まで約6品をカバーするには弱いということだ。確かに好みの問題だから私なんかがえらそうに言うこともないのかもしれないが、自分の作った料理にあわせてみると、自分では弱いように感じるということだ。頑張ってみても焼き物ぐらいまで、揚げ物は少しつらい気がする。ビール自体が優しい感じに仕上がっているせいか塩味などの少しきつめの味付けにはビールが追いついてこないような気がした。
ちょうど2杯目を飲む頃に出るのが焼き物だったりする。それで日本酒に変わっていくのか?。この時はなんとなく頭に浮かんだだけだった。
さらに続くのだった。