簡単にマーガリンとショートニングとはなんぞやと言うお話を！！。

まず、マーガリンから。

コーン油、大豆油などの植物油脂に水素を添加して、液状から固体状に硬化させ、乳成分などの副原料やビタミン、乳化剤などを添加して混ぜ合わせてつくります。「日本食品標準成分表」によれば、成分はバターとほぼ同じとなっています。バターの代用品として１８６９年にフランスで誕生しましたが、現在は非常に品質の高い加工油脂として利用されています。

さまざまな原料油脂や副材料を自由に配合できるので用途に合わせ特化して作られた製品が多いようです。季節に合わせて融点を調整できるのも利点でしょう（夏は溶けにくく・・と言う事ですね）。固形タイプのものはほとんどが業務用として使われているようです。家庭用１万トンに対して年間１６万５千トンが業務用として使われています。

さて、ショートニングです。

個人的にはまったく知らない油脂でした。名前も聞いた事もなかった・・と思うんですが？？。では。植物性油脂を原料とした、練りこみ専用の固形の油脂です。窒素ガスを混入した固体状以外にも液体状や粉末状のものも生産されています。水分や乳成分を含まず、ほぼ１００％が油脂成分で香りはほとんどありません。常温における伸びのよさ、生地への混ざりやすさなどの作業性に優れています。もともとラードの代用品として開発されましたが、現在は豚脂を主原料油脂としたものがラードで、それ以外がショートニングと呼ばれるようになりました。製パン用・アイスクリーム用・フライ用など、さまざまな用途に応じて複数の油脂が配合されています。

勉強してみないと知らないものばかり・・・。
まぁ、ショートニングを私のお店で使う事はないと思いますが、それでも知らないっていうのは恥ずかしい。よかったナァ、このコーナーつくって。