旬肴地酒 貴田乃瀬
旬肴地酒 貴田乃瀬
静岡県浜松市田町 231-1
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料理とお酒の相性を知っていて食べたり飲んだりする方が、なおさら美味しく味わえます。
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03-09-16 調味料 Index

調味料:脂・油 3 (胡麻油の種類)

今日は胡麻油の種類。胡麻油を焙煎の度合いによって5段階に分類しました。

1.精製胡麻油

胡麻を生のまま搾油して精製したものです。煎っていないのでクセやにおいが極力抑えられています。舌触りがよく、あっさりとした風味なので、幅広いジャンルの料理に使用する事ができます。色は、ほぼ無職の状態です。

2.極淡口焙煎胡麻油

胡麻を150〜60度の低温で焙煎したものです。胡麻の香ばしさを抑えるため、口当たりが軽いのが特徴です。胡麻自身の甘味とナッツような甘い香りがします。風味豊かなマイルドな味わいです。色はうっすらと淡黄色をしています。

3.淡口焙煎胡麻油

胡麻を200〜220度まで弱めに焙煎して、搾ったものです。色と胡麻のの風味をマイルドに仕上げたものです。胡麻の甘味とナッツ香が調和して、日本料理に適していると言われています。色は薄いウーロン茶ぐらいを想像していただければ。

4。濃口焙煎胡麻油

胡麻を220〜230度まで強めに焙煎して、搾ったものです。煎り胡麻の香りが強く、色も濃い目になっています。濃厚な風味を生かして、日本料理や中国料理のアクセント付けに使われています。色はかなり濃くなり、ウーロン茶のようになっています。

5.極濃口焙煎胡麻油

胡麻を230度前後まで焙煎して、搾ったものです。もっとも深煎りのタイプで、濃厚な香ばしさとコクがあります。素材の臭みを消す役割もします。中華料理のほか焼肉などにも適しています。色は濃い目のウーロン茶を想像していただければ。

と簡単に胡麻油の種類を書いてみました。
明日は植物油についてかいてみます。

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