料理とお酒の相性を知っていて食べたり飲んだりする方が、なおさら美味しく味わえます。
ソムリエがワインを薦めるように、料理に合わせた日本酒を提案する時代が来ました。 |
砂糖の分類と種類を、少し長くなりますがまとめてみました。
■ 分蜜糖 加工糖
1.角砂糖
グラニュー糖に糖液を振り掛けて圧し固めたものです。普通の形で、1個6.3g小型で3.8gが一般的です。
用途:コーヒー、紅茶に使われています。また測る手間が省けるので、料理に使う場合も簡単で便利です。
2.氷砂糖
純度の高い液糖を使い、時間をかけて大きな結晶にしたものです。液体の中でゆっくりと溶けていくのが特性で、さっぱりとした甘味があります。
用途:果実酒・煮物のツヤだしなどにも使われます。焼き物のタレや蒲焼のタレを作る場合にも使われます。
3.粉砂糖
グラニュー糖などの細かくすりつぶしたものを言います。固まりやすいので、ごく少量のデンプン(コーンスターチなど)を加えることもあります。
用途:洋菓子、和菓子のデコレーションなどに使われています。
4.顆粒状糖
別名フロストシュガーと言います。砂糖の細かい結晶を集めて多孔質の顆粒状にしたものです。固まりにくく、水に溶けやすいソフトな甘さが特性です。
用途:果物やヨーグルト、冷たい飲み物などに。
■ 含蜜糖
1.和三盆
日本独特の伝統的製法による淡黄色の砂糖です。微粒子なので溶けやすく、あっさりとした後味と独特の風味があります。徳島県と香川県が伝統的な産地になっています。
用途・・高級和菓子
2.黒砂糖
サトウキビの絞り汁をそのまま煮詰めたものです。不純物やミネラル分が多く、糖度は75%〜86%と低いのですが、独特の風味と強い甘味を感じる事ができます。
用途:菓子類や料理などの個性的な風味付けに。
■ 分蜜糖 ザラメ糖(ハードシュガー)
1.しろざら糖
糖度はほぼ100%で、ザラメ糖の中では最高級品です。結晶がグラニュー糖よりも大きく、無色透明で光沢があります。
用途:淡白な甘味を必要とする羊羹などの高級和菓子や果実酒など。
2.ちゅうざら糖
結晶と糖度はしろざら糖と同じくらいです。黄褐色をしているのは、結晶化する再に数回過熱するためですが、着色している場合もあります。
用途:和菓子類。または伝統的に煮物や漬物、めんつゆなどに使われています。
3.グラニュー糖
結晶は上白糖よりもやや大きく、サラサラとしています。高糖度で癖の無い淡白な甘味が特徴です。海外では一番ポピュラーな砂糖です。
用途:洋菓子作り、コーヒーや紅茶などに。
■ 分蜜糖 車糖(ソフトシュガー)
1.上白糖
日本でおなじみの日本独特の砂糖です。精製した砂糖に転化糖をまぶして作ります。しっとりとしたソフトな感触と風味を持っています。
用途:料理一般。菓子、飲用と万能に使えます。
2.三温糖
感触は上白糖に似ていますが、明るい黄褐色が特徴です。この色は結晶化の再に数回加熱を繰り返すのが原因です。強い甘さとコクを持っています。
用途:コクを出したい場合に使います。