料理とお酒の相性を知っていて食べたり飲んだりする方が、なおさら美味しく味わえます。
ソムリエがワインを薦めるように、料理に合わせた日本酒を提案する時代が来ました。 |
この料理はほとんど洋食ですが、6月に入りジトジトした毎日が続くこの頃は、こんなさっぱりとした口あたりの料理もいいのではないでしょうか。
赤ピーマンは大型の「パプリカ」を使います。この方が普通の物よりも甘みが強いので、味付けをするときに余計な物を入れなくてもすみます。まず、ピーマンを直接火にかけ、薄皮を焼き落としてしまいます。すぐに氷水に入れ、冷ましたあとで種を取り、肉質の部分だけを使います。ジュウサーにかけたピーマンにコンソメ、ゼラチンを加え、ボールにいれ、このボールをさらに氷の入ったボールの上におき、中身をゆっくりかき混ぜていきます。これとは別に生クリームをホイップしておき、ボールに入れたピーマンが少し固まりかけてきたら、少しずつピーマンの方にホイップを入れていきます。良く混ぜ合わせながら、塩、レモン汁、コショウなどで味付けをしていき、固まってきたら容器に移し変え、冷蔵庫で冷やしておきます。洋皿にピーマンを輪切りにした物をおき、紫蘇の葉を敷き、その上にスプーンできれいに形をつけたムースをおきます。最後にオレンジを添えて出来上がりです。
昨年は、黄色いピーマンのムースでした。