秋に川でふ化した稚魚は海に降りて、春再び川を登って中流域で成長し、秋になると下流に下って産卵をして短い一生を終えます。浜名湖に注ぐ川が何本かありますが、そのほとんどの川に鮎の姿を見る事ができます。今回は、この小さな鮎を美味しくいただきましょう。

鮎子といえば、ほとんどフライにして食べるのがこの辺りの食べ方なのですが、今回は磯辺揚げ風にのりで巻いてみました。四角くきった海苔の上に鮎子を三本ほど置いて、くるくると巻いてしまいます。少し、薄めの天ぷら粉でからりと揚げれば出来上がり。塩、または抹茶塩で召し上がってください。