料理とお酒の相性を知っていて食べたり飲んだりする方が、なおさら美味しく味わえます。
ソムリエがワインを薦めるように、料理に合わせた日本酒を提案する時代が来ました。 |
日本の茄子は、中国の華北から朝鮮半島を経て北陸地方に伝わった丸茄子と、華北・華南から北九州に伝わった長茄子が基本になって各地に広がり、それぞれの環境や好みに適した地方品種が出来ていったと言われています。現在、市場には、形、色、大きさの違うさまざまな茄子が出ていますが、形の上では、丸、卵、中長、長、大長に大別されています。焼き物、煮物、揚げ物、漬物など、料理用途の幅広い野菜で、特に油との相性がよく、焼き物や煮物にするときも一度した揚げをしてから調理すると美味しくなります。
今回の料理は、一度下揚げをした茄子を骨切りした鱧(ハモ)で巻き、その上からのりで巻き、軽く衣を着けてもう一度揚げてあります。
この料理は見た目よりずいぶん軽くし上がっていますので、すっきりとした喉越しと華やかな味わいの群亀 五百万石 純米を合わせてみました。