料理とお酒の相性を知っていて食べたり飲んだりする方が、なおさら美味しく味わえます。
ソムリエがワインを薦めるように、料理に合わせた日本酒を提案する時代が来ました。 |
紹興酒と醤油にニンニクを入れ味を付けた物に地鶏を付け込みます。1時間から2時間ほど付け込んだ後に取り出し、真ん中にゆでたあとで軽く下味を付けた御坊を入れて巻き込み、タコ糸でぐるぐると巻きます。片栗粉を軽く降り油でゆっくりと火を通していきます。ロ−ル状に揚がった地鶏を一口サイズに切り分けて、少し深めの器にもりこみます。生姜餡をすこしかけて針打ちした白葱を乗せてでき上がりです。
この料理のヒントになったのは、皆さんがよく召し上がる鶏の竜田揚げです。竜田揚げをそのまま出しても面白くはないので(盛り付けたときの形がいまいち納得の行かない形ではありませんか?)出始めではありますが、新御坊を巻き込むことによって形を変えてみました。
揚げて火を通した鶏は以外と人気のあるメニュ−ですが、何処の店でも味わえるものになってしまっているだけに、そのままお客様にお出しするわけにはなかなか行きません。見た感じも、口にした感じも面白い料理を心がけていきたいと思っています。
今回は東北泉の特別純米酒を合わせてみました。