１０月に入った事だし、メニューを大幅に変えようと頑張っているところ。何とか週末までに一通りのメニューを作ってお品書きに上げようとしたが、だめだった。２品ほど週明けに持ち越しとなってしまった。

今までの貴田乃瀬にはなかったようなメニュー（この頃このフレーズが好きなんだなぁ）を作ってみようと思った。もちろん｢子持ち鮎の酒煮焼き｣・・毎年の人気メニューも作っておいた。
「鰆の西京味噌漬け焼きも」今年は一ひねりして西京焼きの上に少し甘めのソースをかけて見た。ソースはプラムで作った。色目的にも西京味噌の白の上にプラムの濃い青がのって、何かまったく新しい料理のように見える。

お客様から頂いたたくさんの昆布（羅臼産のそれはすばらしい昆布）を何とかメニューにしようと考えて「松前漬けの生のまま風（仮名）」を作って見た。まず、いただいた昆布をとろとろ煮にとかし、冷ましてから柔らか目のゼリーを作る。刻んだ昆布、味付けをしたヒジキ、子持ち昆布などと一緒にあえて完成。・・何かもう一押しって感じがするなぁ（たぶん週明けのメニュー）。

これは、すでに舞阪あたりで作っている料理屋さんがあると思うけど、釜揚げのシラスを使ってかき揚げ。じゃが芋の千切りと針ショウガを一緒にしてさっくりと揚げる。いつものミタラシ餡では味が濃すぎるので、薄めのショウガ餡を作って塩昆布をのせる。

結局、作って見ればなんとなく今までの貴田乃瀬にもあったようなメニューが並んだような気がするし、そうでもないような気もする。う〜〜〜〜ん、日々精進の毎日だなぁ。