旬肴地酒 貴田乃瀬
旬肴地酒 貴田乃瀬
静岡県浜松市田町 231-1
TEL: 053-455-2832
Welcome to Kitanose
料理とお酒の相性を知っていて食べたり飲んだりする方が、なおさら美味しく味わえます。
ソムリエがワインを薦めるように、料理に合わせた日本酒を提案する時代が来ました。

05-09-09 お知らせ

まだまだ写真は貼れません・・で、こんな事を。

かなりのショックだった。

この頃の自分のメニューをよく見て考えて見ると、マンネリから脱却しようとしてあがいているのがよく分かった。「マンネリなんてとんでもないよ、親方一生懸命に料理考えて作っているじゃない」とおかみさんはフォローしてくれる。分かっている。確かに、お品書きを見ればマンネリなんてとんでもない、自分でもよくこれだけ次から次へと料理を作ってきたと思ってる。

自分だけで一人相撲になっているかもしれないが、大甘でなく、客観的に見て頑張っていると思える(だからぁ、それが一人相撲になってるんだってばぁ)・・すいません。

それじゃぁ、一体何がマンネリになっているんだ。・・方向性がマンネリになっている事に気が付いたのだ。自分の得意とする部分でしか新しい物を作ろうとしていないし、いかにも手をかけました・・みたいな料理を作ると言う悪い癖も出ている。シンプルだけれども「すごいっ」って言ってもらえるものを毛嫌いしているように感じる。しかし、分かっていても食材主義にはなれない。仕事第一だと思っている。マグロが美味いのはマグロのせいだ。そこそこの料理人ならば、すばらしい食材をがっかりするような料理に変えるって言う事の方が難しい。言い変えれば、すばらしい食材ならばすばらしい料理が出来てあたり前・・だと思っている。

何処にでも転がっているような食材(言い方が悪いなぁ、普通に魚屋で手に入る食材って言い変えないとね)で「美味い」とか「すごい」とお客様をうならせるような料理を作るには長い修行(これもただ長ければ言いってもんじゃないね)身についた技術、高い見識(料理や食材、などなどなど)などを手に入れなければできない事は分かっている。私にが手に入れているのはただ長い修行と・・そこそこの技術だけ。

結果的に、今自分の持っているものの中で何とかして新しい物を作り上げてきた。この「何とかして」って言うのは、結構背伸びして頑張ってきたって言う意味なんだけどね。

マンネリになっているのは、こうしたものの考え方がじゃましているのだ。食材主義ではなく、仕事第一としながらももっと新しい物を(すばらしい食材など)を手に入れる努力を怠っているような気がする。明日から急に変われるわけでもないが、自分のテーマとして、さっそくノートに書き記して置かなければ。来年一年間のテーマにもなるなぁ。マンネリ・・新しい方向性。
ちょっとした事から気がついた事だけど・・ショックだった。

  • こんばんは。えらい事ご無沙汰をしております。
    今回は「貴呂久」さんについてお聞きしておきたい事があります。親方とどのようなお知り合いなのですか?よろしければ教えて下さい。親方のお名前で、開店お祝いの生花を見かけたもので・・・ K島

    2005/09/09 by K島
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