旬肴地酒 貴田乃瀬
旬肴地酒 貴田乃瀬
静岡県浜松市田町 231-1
TEL: 053-455-2832
Welcome to Kitanose
料理とお酒の相性を知っていて食べたり飲んだりする方が、なおさら美味しく味わえます。
ソムリエがワインを薦めるように、料理に合わせた日本酒を提案する時代が来ました。

05-09-06 お知らせ

やりなおし。

結局、月曜日も写真を撮れなかった。

なかなか思うようにならない。写真もだけど、9月のメニューも、もう一度作り変えなくてはいけないものがいくつかでて来た。野菜の煮物は「焼き野菜の煮びたし」にしようと思っていたのだが、実際にやって見ると宴会に使うのはほとんど不可能だと言う事がわかった。いや、宴会だけではなく、忙しい時に単品で通ってきても無理だった。一言で言えば手間がかかりすぎるって事だ。野菜は切り分けておくくらいの仕込みにして、注文が通った時点で焼き台に乗せて火を通してそれから出しに漬けて・・・・・・。考え方が甘かった。なんとなく行けそうな気がして、気安くメニューにのせたけれど、これは無理だった。お客様に迷惑がかかるだけのメニューになってしまいそうなので、かかってからでは遅い・・。今のうちに他のメニューに差し替えて置かないと。

つくっては見たけれど、どうもしっくり来ないメニューが他にも出てきた。何かがたりなかったり、余計なものが多すぎたりで・・・。こんなにメニューに苦しむのは久しぶりだ。

9月に入ったので、本格的に貴田乃瀬の「お品書き」を作り変えようと思っている。今までは手書きで紙のランチョンに書き込んできたけれど、プリンターの打ち出しに変えようかと思っている。お客様的には圧倒的に「手書きの方がいいよ」と言う割合が多いけれど、決して面倒くさいとかの話ではなく、メニューの内容を細かく書き込みたいと思って・・それならいっそ打ち出しに変えてみようかと・・・。例えば「秋刀魚の重ね焼きとメニューに描いても、お客様の中には「秋刀魚」がどうなっていて「重ね焼き」の状態なのかわからない方もいらっしゃる。おかみさんも私も精一杯口頭で説明をしているけれど、忙しいときにはそれもママならない。出来るだけ品書きにその料理がどんな状態なのか細かく書き込んで見たい。お品書きを見れば料理が想像つく・・って言うような状態にしたい。

開店以来、お酒のメニューは一度も置いた事がないけれど、これも、料理に対してのお酒の簡単な方向を示したものをおいて見たい。こういった料理には、こんな日本酒が合うと思いますよ・・とか書いてある物を。これも、今までは口頭で説明するか、黙っておまかせ・・って言う状態だったけれど、もう少し親切にお客様にも料理と日本酒の相性をおぼえていただけるようにしたいと言う事だ。

すでにある程度の考えはまとまっているのだが、実際作ってお客様の前に新しいお品書きが出てくるのは10月になってからだろう。同時に、国産ワインも友人のシニアソムリエの協力を得て本格的に取り組んでいきたいと思っている。今年は年末までやる事がいっぱいだ。

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