貴田乃瀬のカウンターだ。よっく見て頂くとカウンターの真ん中が少し凹んでいるのを分かってもらえるだろうか？。ここに秘密があるのだ。お行儀的にはよくないが、カウンターに肘をついて食事をされる方々がたまにいらっしゃる。これはカウンターの内側から見ても、カウンターんの他のお客様が見てもあまり見よいものではない。で、考えたのがこのカウンターの凹み。ここの部分で肘をつけば、まっすぐ腕が伸びないようになっているのだ。凹みの部分が邪魔をして、腕がつっかえてしまうのだ。

実の所はこれによく似たカウンターを京都で見た事が合って、よく出来ているなぁ・・と感心して、自分で店を作る時にはぜひ真似させて頂こうと思い、凹みの部分をさらにデフォルメしたのがこのカウンターだ。
これも今ではなんの違和感もなく「どうしてここの所が凹んでいるの」・・と聞くお客様もほとんどいない暗いに貴田乃瀬になじんでいるカウンターになった。