旬肴地酒 貴田乃瀬
旬肴地酒 貴田乃瀬
静岡県浜松市田町 231-1
TEL: 053-455-2832
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料理とお酒の相性を知っていて食べたり飲んだりする方が、なおさら美味しく味わえます。
ソムリエがワインを薦めるように、料理に合わせた日本酒を提案する時代が来ました。

05-07-01 お知らせ

安来寿司はひとだんらく。

安来の話もだいぶ盛り上がった。ひとだんらくついた所なのでこのへんでお終いにするけれど、最後にもう一話。今日も安来寿司帰りかと思われるお客様がお二人でカウンターに。

「うまかったなぁ〜、親方が自分のブログで紹介するだけの事はあるねぇ・・本当に、しかもあのシンコのすごい事・すばらしいの一言だね」自分が気に言っている店がほめてもらえるのは大変にうれしい所だ。が、しかしだ。いくらほめて頂いても、たぶん自分では今年のシンコを口にする事は出来ないだろう。7月の連休に従兄弟の子供を「愛・地球博」に連れていくって約束しなきゃよかった。そうすれば連休の休みの時にゆっくりと安来に行って来れたものを。

いかん、チビ達と固い約束をしたんだから裏切るわけにはいかん!!。しかし、どう考えて頭をひねって見ても、そこの連休ぐらいしか自分の時間が取れる休日が7月中にはない。ここの所グチグチと同じ事ばかり言っているよような気がする。だって、行きたいんだもの。

安来寿司はシンコだけがすばらしい寿司屋ではない。他のどの寿司を注文しても満足の行く寿司屋だと思っている。大将の年は若いがレベルはかなり高いと思う。それだけ安来の大将の寿司に対する思いが強いと言う事だろう。職人と言うのは仕事がものを言うのであって、年齢がものを言うのではない。せっかくいいセンスを持っていても、ただ年を重ねるだけでは何もならない。若くても、人の何倍も仕事に打ち込んでいく職人が他の人よりも早く技術を見につけイッパシになって行くのは至極当たり前のことだ。とりあえず、ここしばらく続いた安来寿司シリーズ(笑)はこれで終わり。後は自分が行って来たらまたご報告。

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