派手な・と言うか目立つラベルがあると思えば・・こんなに簡素なラベルもある。

焼酎のラベルと言うのは、日本酒のそれ(ラベル)と比べるとかなり自由で楽しいラベルが多い。
ネーミングも同じく。ある意味で焼酎ムーブメントのさきがけとなった｢魔王｣など、焼酎だから許されると言うか、日本酒ではまずお目にかからない名前だろう。昨日の｢明るい農村｣などもそうだ。

昨日も書いたけど、気をてらったようなネーミングや、どうだぁ・・と言うよう並べると言うのは日本酒の場合、ほとんど失敗の部類に入ると思う。笑いを取るようなネーミングの酒にいい酒なんかあるものか・・というのが大方の日本酒フアンの考え方だろうし、これでどうですかぁ・・と言うような派手なラベルの日本酒にも同じような思いでいるだろう。しかし・・焼酎にはそれが許されるんだなぁ。

かと思えば、こんなに簡素なラベルもある。簡単すぎて焼酎なのか何なのかわからないくらいだ。押しなべて言える事は、焼酎のラベルは派手でも簡素でも中身・・つまり味にはほとんど影響ない・・この焼酎｢霧島町/蒸留所」そのまんまの名前じゃないかぁ・・。しかし、味わいはちゃんとしている、決してまずくない、むしろ美味い。・・・焼酎のラベルシリーズって言うのも面白いかもしれないけど、そんなにたくさん焼酎を揃えられるわけでもないし。でも、面白いものを幾つか集めて並べて見るのも面白いかもしれない。