よく似たラベルでこんな焼酎もある。

「明るい農村」・・だと。下の「赤江」が宮崎の焼酎なら、この「明るい農村」は鹿児島の焼酎だ。色使いと言いラベルのデザインと言い、似ているといえば似ている。・・ように見える。

見えるからどうだと言うわけでもない。クレームをつけているわけではないのだから。似ている・・と思ったので、こんなのはどうでしょう・・と載せて見たのだ。飲んで見るとしっかりとした芋焼酎だ。お客様には人気のある焼酎と言える。特別に芋臭いわけではないが、味わいはしっかりとしている。ロックで飲むお客様にはこれくらいの焼酎がいいのかもしれない。

そのネーミングで単に笑いを取りに言っているわけでもなさそうだ。口に含んで見ればふくよかでほんのり甘い香り。角のないまろやかな口当たり、品の言い甘さが地割と口の中で広がり、べたつき感もない。うまい・・焼酎だと思う。甘さと言う点では個性的な部類かもしれない。

焼酎だけでなく、日本酒でも何でも同じだと思うけど、奇をてらったようなネーミングとか笑いを取りに行くようなネーミングの酒で美味いものに当たったためしがない。悪く言えば美味くないからそんな名前をつけているに違いない・・とさえ思う。「明るい農村」と言う名前が笑いをとりにいった名前かどうか走らないが、どちらかと言えば・・の名前としては「うまい」と言って差し支えないと思う。