旬肴地酒 貴田乃瀬
旬肴地酒 貴田乃瀬
静岡県浜松市田町 231-1
TEL: 053-455-2832
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料理とお酒の相性を知っていて食べたり飲んだりする方が、なおさら美味しく味わえます。
ソムリエがワインを薦めるように、料理に合わせた日本酒を提案する時代が来ました。

05-04-07 お知らせ

今日二つ目の書き込み・静岡新聞で発見。

なんと、昨日に続いて今日も静岡新聞の「この人」に知っている顔が出ていた。「天野宗彦」さん。料理人としては同期だが、年齢的には少し上、人生経験ははるかに先輩・・だ。浜松商業の卒業生で、こんど百回目を迎える同校の卒業生集いの場の実行委員になったのだそうだ。

かけ出しと言うか修行中と言うか小僧っ子のころには、いろいろな面でお世話になった先輩だ。新聞の写真からでも雰囲気が伝わるけれど、温厚そうな顔立ちのため(実際はそうでもなくって意外と気が短かったりするんだけど)いわゆる「怒られ役」と言う誰も引き受けたくもない役回りを一人で引き受けていてくれたのだ。とにかく朝から晩まで一日中親方に怒鳴られていた。自分の失敗だけではなく人が失敗した分まで怒られているのだからたまった物ではないと思うのだが、意外と何処拭く風・・のような所があって、多分気持ちの切り替えがうまいんだろうと思っている。

この「天野宗彦」さんのお兄さんが「天野高志」さんと言って、私や宗彦さんの親方に当たる人になる。実の兄に仕事を教わり「親方」として接していくのは大変だったと思う。兄弟だからと言う甘えが少しでも見えないようにしていたし、それが当たり前として二人とも仕事をしていた。お兄さんの「天野高志」さんは、私が尊敬してやまない立派な親方だったが病に倒れられ、たくさんのお客様や後輩・弟子達に惜しまれながも亡くなってしまった。自分をここまでにしてくれた大切な親方だった。

兄弟で料理人。珍しくはないかもしれないが、兄弟そろって独立して自分の店を持ち、それもレベルの高い仕事を続けている(お兄さんのお店はすでにないけれど)のはすばらしい事だと思う。昨日と今日。続けて自分の知り合いが新聞に載っていると言うのは何かいい事でもあるのかしらん・・・・と、ひとりで勝手に思っている。ちなみに「天野宗彦」さんのお店は、浜松市増楽町にある「あまの」と言うお店だ。筋の通った仕事をしている

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