２７日の日曜日、浜松市内の３つの酒屋さんの店主でつくっている｢遠州地酒屋トリオ」主催で｢地酒１００本大試飲会」が市内のホテルで開かれた。日本酒の試飲会としては久しぶりの大きな会だ。今回が初めての開催にもかかわらず１５０人以上もの日本酒ファンが集まったと言う。

貴田乃瀬ともお付き合いのある、砂山町の｢かたやま酒店」さんはじめ、有玉北町にある「リカーショップうめだ」さん・植松町の｢旭屋酒店｣さんの共同企画だと言う。いずれも浜松の日本酒界をひっぱっている牽引車役として名前の通った酒屋さんたちだ。特にかたやま酒店さんはこの会とは別に｢あなたと地酒と音楽と｣と言う会も定期的に開催している。大のジャズ好きであり酒を心から愛してやまない人だ。大柄な体からは想像できない(自分のことを言っているようでおかしい）繊細な(私は繊細じゃないけど)感覚(私は麻痺してきている)の持ち主で、かたやまさんの酒に対する評価は料理人として大変参考になっている。

貴田乃瀬のお客さんも数名うかがったようで(しっかりと事前の宣伝が効いたようだ)メールで感想が入っていた。皆さん大変喜んでくれて、ぜひこれからもずっと続けて欲しいとの事だった。これは片山さんたちに伝えておかないと。

焼酎におされ気味の日本酒だが、その多種多彩な味わい・・奥深さをもっと理解してもらいたい。味わいの幅の広さで絶対焼酎に勝っていると思うのだが(個人的には)。酒販店や料飲店もちろん蔵元などの頑張り、踏ん張りを考えると、今ひとつ日本酒に対する理解が一般の人たちに広まっていないように思える。もっとたくさんの人たちに、今の日本酒をちゃんと理解してもらわなくては。もっと私も頑張らないといけないと言う事だろう。

かたやまさん・うめださん・旭屋さん、ご苦労様でした。これからも頑張ってください。