旬肴地酒 貴田乃瀬
旬肴地酒 貴田乃瀬
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05-03-18 お知らせ

里芋のまぶし・・と魚デンブ・・。

里芋のまぶし。

里芋をきれいな六方に向いて薄く味を付けて炊き上げる。これに、アンチョビー・セロリ・鰹節をパウダー状にしたものをまぶすので「里芋のまぶし」と言う料理を作ってみた。

この場合、里芋はほとんど手をかけてないわけで、手の掛かっているのはパウダーの部分だ。まずセロリをミキサーにかけ出来るだけ細かくしておき汁気を絞らずにそのまま鍋に入れる。出来るだけ小さな火でゆっくりと炒めるように火を入れていく。水分が飛んできたらアンチョビーと鰹節を入れてこれまたゆっくりと炒める(煎るように)ように火を通していく。

水分がかなり飛んで、全体にぱさぱさしてきた所で醤油・ほんの少しの砂糖・塩・胡椒などで味を付け、完全に水分が飛んでしまうまで鍋でよく煎る。出来上がったらお盆などに広げて乾かす。これで出来上がりなんだけど、ここまでの時間がかなり長く掛かるので出来るだけ暇な時間と言うか、手の空いている時間を見計らって作らないといけない。途中で他の仕事をやりながらではなかなかうまく作れない。味付けは口に入れたとき少し「濃いかな?」と思うくらいがちょうどいい。これを里芋にまぶして器に盛り付ければ完成だ。

同じような仕事で、魚で作る「魚デンブ」と言うのがある。チラシ寿司などの横のほうについてくる「くどい桃色をしたパサパサした甘いやつ」・・あれだ。同じような「くどい桃色をした・・・」を作っても使い道もないので、色もつけず、味もしょっぱめでご飯にかけたら「フリカケ」になるような「魚デンブ」も作ってしまった。・・・・・・って事は手の空いている暇な日があったってことだな。自家製「魚デンブ」はお客様にお土産で出せるようにしておいた。これが結構人気があって、最初に作ったものは2日ほどですべてなくなってしまった。どれくらいの量を作ったのかわからないだろうけど、1日は2日でなくなるとは思わなかったくらいの量だったのに。

「お友達にも分けてあげたいから早く作ってね!!」と言われて、週末に向け、今夜は残業で「魚デンブ」つくりだ・・・。あと何時間ぐらい頑張ったら終わるんだろうか???。

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