旬肴地酒 貴田乃瀬
旬肴地酒 貴田乃瀬
静岡県浜松市田町 231-1
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料理とお酒の相性を知っていて食べたり飲んだりする方が、なおさら美味しく味わえます。
ソムリエがワインを薦めるように、料理に合わせた日本酒を提案する時代が来ました。

05-03-15 お知らせ

竹の子の料理って。

今年の竹の子料理はどうしようか?。

去年評判の良かった、乾燥竹の子・・今年も食べたいと言うお客様が多い。しっかりと戻した乾燥竹の子をさらにコトコトとじっくりと火を入れていく。まるで竹の子ではないくらいに柔らかくなる。あんまり柔らかすぎて竹の子の感じがしないって言われるくらいに柔らかくするのがコツだ。で、この竹の子を干しこんにゃくで巻きもう一度味を付けるために鍋に入れる。

去年のテーマが「乾物」だったので、この乾燥竹の子、干しこんにゃくから始めて実にたくさんの乾物を使った。その中でも評判の良かった乾燥竹の子を今年も続ける事にしたのだが、去年と全く同じではつまらない・・と言う事で、今年は竹の子豆腐を作って一緒に盛り付ける事にした。乾燥竹の子・干しこんにゃく・竹の子豆腐・・の炊き合わせ。今年の竹の子料理はこれで行ってみるかな。

春先に向かっての料理って言うのが一年で一番厄介かもしれない。「竹の子」とか「菜の花」など、あまりいじりようのないような食材が多い。竹の子なら「木の芽和え」とか、作る前から料理名が決まっていると言うか、期待されるものは「この辺なんだろうなぁ」って言うような料理が多いように思う。毎年期待されるもの、つまり美味しいって事だからへんに新しい料理って言うのを意識しなくてもいいのかもしれないけど、その時期になると必ず出てくる料理ばかりって言うメニューじゃぁ、面白くない・・って思う。毎年全部のメニューを入れ替えるのは無理だとしても、一品、二品は去年と同じ食材を使っても新しい料理を入れて行きたい。それが受けるかどうかは別の話だけど。

そうは言っても、今年は「竹の子豆腐」を横っちょにつけただけだ・・・かなりな手抜きと言われても仕方ないかもしれない。・・・・・・・・・しまった!!!。

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